秋リーグ閉幕。
秋リーグ最終日、第2試合の平成戦はサーブで攻め込まれてあっさりと0−3のストレートで負け、第4試合の岡大戦は苦しみながらも3−0のストレートで勝ちました。この結果により、1年ぶりの3位に返り咲くことが出来ました。チーム状況は決して良くない中での3位は非常に価値がありますし、誇れる結果だと思います。春リーグとは比べものにならないほど良いバレーをしていますし、課題も多く見つかったことで、全日に向けて一つ一つ階段を上っている感じがします。このまま段を踏み外すことなく、残り1ヶ月頑張って欲しいと思います。
まずは今日の平成戦、先週の感じからしてやり方一つでチャンスがあるかなと感じていましたが、相手の気合いの入りようがこちらの勝つ気を大きく上回った印象がありました。サーブで乱されてスパイカーがシャット、アウトを繰り返し最初の2セットを簡単に落としました。3セット目は序盤から離されることなく我慢し続け、終盤にサーブで攻めて追いつく理想の展開でしたが、最後の最後にカットが乱れてしまいました。この後の最終戦で平成は東亜をストレートで破って大逆転優勝を果たしましたが、とにかく動きにキレがありました。東亜戦でのレシーブ力は観るものを魅了しましたね。出来尾くんも言ったように、広大でも出来ることをしっかりと出来るようになることが必要です。
続く4試合目の岡大戦、先程の敗戦を少し引きずった入りとなりました。なかなかエンジンがかからず、常に先行される厳しい展開で終盤までいきました。しかしここぞという所でリベロ高草くんが踏ん張り、最後は西くんの連続サービスエースでなんとか1セット目を取りました。2セット目は序盤からリードを奪い、小椋くんのクイックも決まって良い雰囲気で取ることができました。しかし3セット目はまた1セット目同様の展開で、ワンチャンスを待つ展開に。そして切り札として登場したピンチサーバー赤崎くんが相手を崩してついに逆転。このリーグではなかなか活躍できずに僕もやきもきしていましたが、ようやく壁を破ってくれた感があってほっとしています。しかし最後はサーブミス(笑)。赤崎くんらしくて良いです(笑)。本人曰く、「スターにはなれても、ヒーローにはなれない」と少し喜びきれない様子でした(笑)。それにしてもこの試合の西くんの得点力は半端じゃなかったです。前2枚のときの方が相手は嫌だったのでは?闘志を全面に出していて、思わず応援したくなりますね。
女子も背水のところからの大逆転で、男女ともに目標が達成できたのではと思います。あっという間の3週間、皆さん本当にお疲れさまでした。こうやって良い報告が出来るのは、何にしても嬉しいことです。明日からはいよいよ全日が始まる11月。経験的にも本当にあっという間なので、4年生には悔いの残らない1ヶ月を過ごして欲しいと思います。とりあえずはみんなお疲れなので、ゆっくりゆっくり休みましょう!