行く年、2013年。
2013年も今日でおしまい
慌ただしい年の瀬を、皆さんいかがお過ごしでしょうか
今年も、色んなことが起こった1年でした
でも、あり過ぎてあんまり覚えていないので(←年のせい?笑)、
例年とは趣向を変えて、思い出深い写真と一緒に振り返ってみることで、
締めの挨拶に代えさせていただきたいと思います
各月ごとに1枚を厳選しました
ジャーナリストの金尾さんは登場しませんので、安心してお楽しみください
1月
(2013.01.28更新「☆音丸さん結婚式−vol.2☆」より)
前年の12月26日に発足した第2次安倍内閣により、新たな道を進み始めた2013年の日本。1月はLINEの利用者数が1億人を突破(11月には3億人を突破)というニュースがあったものの、大阪市立桜宮高校で発覚した体罰問題や、ボーイング787型機のトラブル、アルジェリアでの人質拘束事件など、2013年は大丈夫なんだろうかと何かと心配になる出来事が多かったように思います。特に、大阪で起きた体罰問題は拡散の一途をたどり、将来的に指導者を目指すバレー部のみんなは、教えるということがどういうことなのか、改めて考える機会になったのではないかと思います。
そんな中、バレー部では嬉しいニュースがありました。僕の一つ上の代の、音丸さんの結婚です。西条からはほど遠い長崎の地に、先輩後輩と一緒に集まることが出来たことは本当に良い思い出になりました。行きと帰り(特に帰り!笑)まで楽しくて、練習そっちのけで写真集作りに没頭していたのが懐かしいです。また、こういう機会があって欲しいし、いつまでも少年の心を持ち続けていたいと思います(笑)。
2月
(2013.02.23更新「合同練習in加計高校!」より)
安倍首相がTPP交渉の参加を表明した2月、バレーボール界では、全日本男子バレーの監督が植田辰哉氏からゲーリー・サトウ氏に変わることが明らかになりました。植田氏と言えば、2008年の北京オリンピック最終予選で出場権を獲得した際にコートに大の字に倒れ込んで喜んだシーンが有名で、あのときは広大の北体育館でもゲーム練習で勝ったチームがみんな倒れ込んで喜んでいました(笑)。最後はキャプテン荻野がワンタッチを決めて、見ている人に感動を与えてくれました。
さて、2月と3月はほとんどベスが更新してくれたので、自分で撮った写真となるとごくわずかですが、その中でも小田がいる加計高校に集まって練習したのは今でもよく覚えています。雪が残る加計は本当に寒かったんですが、先生や生徒さんがカレーを準備してくれて、お昼と練習終わりに2回もごちそうになりました。みんなにとってもオフが明けてトレーニングを積んでから初めての実戦形式が出来たので、自分の指導力だけでなく、体の状態も把握できるそんな一日になりました。
3月
(2013.03.20更新「残り1ヶ月。」より)
3月はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が大きく盛り上がりました。特に、第2ラウンド1回戦での台湾との死闘は、今後も語り継がれていく伝説の試合になりました。1点を追う二死一塁から鳥谷選手が盗塁を決め、その直後に井端選手が同点となるセンター前へのタイムリーヒット。あと一人と追い込まれた状況から果敢に走り、そのランナーを一本で返した攻撃には日本の底力を感じたし、試合後も負けた台湾の素晴らしい振る舞いが大きく報道されるなど、スポーツの力は改めてすごいなと感じることが出来ました。
3月と言えば別れの季節であり、バレー部ではイベントが目白押し。OB会や卒業式がありましたが、それらを優に超えるインパクトを残したのが江藤の「生まれたてのハムスター」でした(笑)。結果的には上半期シリーズ大賞の受賞作品となりましたが、シリーズ大賞という言葉自体、この写真がなければ生まれていなかったように思います。今年はシリーズを通してみんなの色んな一面を見ることが出来て本当に良かったです。新しい試みを受け入れていただいて、本当にありがとうございました。
4月
(2013.04.22更新「春リーグ1週目写真集☆」より)
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」がスタートして一躍「じぇじぇじぇ!」が大流行した4月、広大バレー部にも「じぇじぇじぇ!」なことが起こりました(笑)。これまで5人や6人で練習することも珍しくなかったのに、新入生のおかげで部員は一気に15人を超える大所帯になりました。もう、やりがいをすごく感じているみんなの姿を見て嬉しくてしょうがなかったですね。4月に入っての最初の3日間は、実は泣きながらブログを更新していました(笑)。今までの苦しさやつらさが報われたような気がして、これほど体育館に行きたい!って思ったことはありませんでした。実は、2012年の「祝!2012年!」で部員を15人以上にする目標を掲げていたので、2年越しではありますが、それが現実となったことに本当に感謝をしています。
松山遠征を最高の形で終えて、春リーグで新しい広大をお見せできることが楽しみでなりませんでした。開幕戦の島根戦では勝てるイメージしかなかったし、期待どおりのストレート勝ちを収めてくれて、これならいけると思いました。しかし、翌日に岡大医学部とフルセットまでもつれ、2週目では島根にストレート負けを喫するなど、すぐには上手くいかないもんだなと痛感させられました。それでも、毎日の練習が充実していたので、このチームがこれからどう成長していくかが非常に楽しみでもありました。
5月
(2013.05.29更新「中四国大会写真集−vol.2☆」より)
長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞授与式が行われた5月、広大は一つの山を越えることに成功しました。島根戦の敗戦からチームは悩み続け、ゴールデンウィークと春リーグ3週目では結果を残すことが出来ませんでした。しかし、春リーグ最終日の平成戦から雰囲気が変わり、それが結果となって表れたのが中四での愛媛戦でした。
アウェーの体育館もなんのその、アップゾーンと観客席からの応援でホームの雰囲気に変えてみせ、四国王者から堂々たる試合運びで1セット目を先取します。さらに、3セット目については圧巻でした。強いサーブ、センターを軸にした速い攻撃、粘り強いレシーブ、そして何よりも1本1本に対するみんなの高い集中力。一体感を感じる素晴らしいバレーでフルセットの大熱戦を演じ、負けはしたものの、見てくださった方々の心に響く試合をすることが出来ました。広大バレー部強くなったな、誰もがそう思える、熱い、熱い試合になりました。
6月
(2013.06.01更新「頭より体で。」より)
アイドルの不倫騒動が過熱した6月、広大バレー部は下旬にある西日本インカレに向けて、一度立ち止まって練習の基礎からやり直しました。新入生が入ってきてくれた4月以降は試合続きだったため、気持ち的にも落ち着いて練習に取り組むことが出来たのではないかと思います。基本練習を繰り返す中でも変化や工夫を取り入れて、練習を少しでも良いものにしていこうとする雰囲気を感じることが出来ました。
1年生もみっちりと練習できるようになり、西日本インカレのベンチ入りを懸けて毎日一喜一憂していたのが懐かしいです。それぞれのキャラクターも濃くなっていって、特に金尾の髪型はすごいことになっています(笑)。ぱふもブログデビューを果たしてくれたし、練習続きではありましたが、中身があって新鮮味も感じる、バレーボール漬けの良い1か月になりました。
7月
(2013.07.14更新「天皇杯県予選写真集−vol.2☆」より)
参議院議員選挙が行われて衆参のねじれが解消された7月の思い出と言えば、天皇杯県予選と男たちの夏シリーズ。西日の敗戦以降、教採組の4年生は練習に参加させない異例の制度で、天皇杯は下級生と景山で挑むことになりました。人数が多いからこそ出来た形ではありますが、結果的にはチームとして大正解の結果を生み、下級生のこれからに期待を感じさせる素晴らしい大会にすることが出来ました。特に、これまで出場機会が少なかった池田はレギュラーとして結果を残し、この大会を機に五大と秋リーグでもレギュラーとしてチームを引っ張ってくれました。
また、オフ期間の男たちの夏シリーズでは合格コーン景山さんが教採組を応援するなど、オフ期間ならではのショットを撮ることが出来ました(笑)。惇Pのランニングや福島の筋力トレーニングもすごかったですよね。ひと夏ひと冬を越えてたくましくなっていくみんなにはこれからも期待しています。
8月
(2013.08.15更新「全体練習だから。」より)
猛暑に見舞われた今年の8月、高知県の四万十市では国内における観測史上最高気温となる41.0℃を記録しました。ここ西条でも暑さは猛威を振るい、体育館はそれはそれは暑かったですね。それでもみんなで声を出しながら乗り越えることが出来たので、良く頑張ったと思います。高校生合宿や実習、5学連などでなかなかみんな揃った練習は出来ませんでしたが、体育館で流した汗は確実にみんなの力となっていきました。
個人的には「上半期総集編ビデオ」も作成できたし、9月にはTwitterの公式アカウントも開設するなど、時間に少しゆとりがあったので新しいことにチャレンジすることが出来ました。バレー部とは直接関係ないところでホームページ作成のお手伝いもして、色々と感じることもあったし、自分にとって新しい発見になりました。この経験を、今後バレー部の中で何か役に立てられればと思っています。
9月
(2013.09.16更新「秋合宿3日目!」より)
東京オリンピック招致成功に沸く9月、西条の北体育館では練習試合に次ぐ練習試合。トータル8日間の合宿を怪我人が続出する中で、なんとか最後まで乗り切ってくれました。この合宿で得たものは一人一人にとっても、チームにとっても非常に大きなものになったと思います。序盤は真伍が森井の穴をしっかりと埋めて、後半は檜山と惇Pの両センターがチームを牽引し、春リーグ同様、良い形で秋リーグを迎えるための準備が出来た1か月になりました。
この時期から広大の層が一段と厚みを増したように感じたし、特に尾嵜のレシーブと惇Pの移動攻撃は、攻撃の幅を広げる上でチームに貢献してくれたと思います。2枚の方がよく回るというのは、本当に贅沢な悩みでした。合宿中の怪我が多かったのは残念ではありますが、やればやるだけその成果を得られた練習試合だったと思うので、この環境を来年以降も作っていけるように、このときに感じたこと、学んだことを次に生かして欲しいなと思います。
10月
(2013.10.25更新「秋リーグ2週目写真集−vol.4☆」より)
Twitterでの不適切な写真のアップや高級ホテルの食材偽装が話題に上がった10月、広大バレー部はマネージャーさきにゃんを新たなメンバーに迎え、ラスト2か月に向けてチームの士気は非常に高かったと思います。9季ぶりのリーグ6勝を目指すためには、ライバル島根大学に2勝することが絶対条件でした。秋合宿で力をつけていたとは言え、それは相手も同じこと。初戦は一進一退の白熱したバレーボールを繰り広げ、フルセットまでもつれたものの、わずかな差で何とか勝利することが出来ました。
続く2週目も1セット目はシーソーゲームの展開になりましたが、江藤のピンチサーブで一気に取りきると、2セット目以降は圧巻のゲーム内容でストレート勝ちを収めました。ちょうど一年前の秋リーグ、岡山ラウンドで2−3、山口ラウンドで0−3となり2連敗を喫したのですが、まさに倍返しとはいかないまでも、3−2、3−0で今度は広大が2連勝することが出来ました。この一年間での広大の成長は本当に素晴らしいものがあったと思うし、今年の「祝!2013年!」で目標として掲げていたリーグ6勝を達成することが出来て、一つ、階段を上れたかな、と感じています。
11月
(2013.11.26更新「勝負する形。」より)
11月、広島県では湯崎知事が再選を果たし、国会では特定秘密保護法案をめぐって議論が重ねられ、プロ野球の日本シリーズではマー君が160球を投げた翌日に登板して、東北楽天ゴールデンイーグルスを見事日本一に導きました。先月はカープが初のクライマックスシリーズ進出を決め、翌12月にはサンフレッチェがJ1の2連覇を果たすなど、広島県全体がすごく元気だったような気がします。
それでも、最も元気だったのは広大バレー部だったんじゃないかなと思います(笑)。県インカレを最悪の形で負けてしまい、みんなで腹をくくって最後の3週間の練習に全てを懸けた結果、今年一番とも言える雰囲気が何回も練習の中で見ることができ、このチームで練習ができる楽しさを思う存分体育館で表現してくれたと感じています。ラスト1週間は「すぅぱぁ中田」がとにかく元気だったのが強烈なインパクトを残しましたが(笑)、そのような選手が出てくる雰囲気を作った4年生のすごさも、みんなが感じられた良い練習になりました。
個人的には、体育館に行かないという選択肢を持っていなかったので、ラスト1週間は仕事が終わって体育館に行き、家に帰っても夜中の2時3時までブログの更新に努める生活を送っていました。今考えたらよく1週間体が持ったなと思いますが(笑)、そんな真夜中の更新をいつも見てくれていた立花には本当に感謝しています(笑)。
12月
(2013.12.22更新「全日本インカレ写真集−vol.5☆」より)
そして12月、全日本インカレはグループ予選敗退となってしまいましたが、強豪チーム相手に後一歩と迫るバレーを見せてくれました。最後にこんな結末が待っているとは、今年の初めには想像もつかなかったので、激動の1年の締めくくりにふさわしい最後になったような気がします。インカレ後のミーティングでも言いましたが、この1年、これだけ笑った年はないんじゃないかというくらい、本当にみんなに楽しませてもらいました。毎日、なんとしてでも体育館に行きたいと思えたし、少しでも楽しいブログになるように工夫をしながら頑張り続けることが出来ました。みんなと、みんなを応援してくれている全ての方々に今一度御礼を言いたいと思います。1年間本当に、ありがとうございました。
最後に、みんなが書いてくれた今年の目標を貼り付けておきます
みんな、目標は達成できましたか
僕はこれを見る度に手は抜けないなと思って頑張ってきました
来年も目標を書いてもらうので、また、明日にでも考えておいてください
それでは、今年も残りわずかですが、良いお年をお迎えください