貫く姿勢。

9月最後の日曜日は絶好の天気に恵まれました気温も高く、まるで夏のようです

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今は教育実習期間中だけに、全員揃って練習が出来る休日は非常に貴重な時間です

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今日のメニューはご覧のとおり基本練習をしっかり時間をかけて行います

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まずはブロック練習から課題であるクイックのブロックを繰り返し練習します

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檜山との1対1の勝負に敗れた池田相手を囲い込めるようになって欲しいです

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ブロッカーを成長させるのはスパイカーの役目成長には切磋琢磨が欠かせません

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遠藤のクイックはすっかり攻撃の形になりましたマルチの能力は広大に必須です

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一本一本楽しむことが出来ているので、練習の効果も実感出来ていると思います

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続いてはレシーブ練習強打がほとんどですが、そのスピードは前と桁違いです

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絶対に取れない打ち屋のミスもありますが、それでも打ち続ける姿勢がGoodです

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強打のスピードが速くて力む間もないので、池田の構えが非常に良くなりました

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パフォーマンスなら誰にも負けない前潟静かにして欲しいくらい元気です

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お調子者の称号をゲットした前潟果たして実力も伴うようになるのでしょうか

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続いては台上3マンどこにボールが上がるかは後ろにいる人が指示をします

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愛知遠征で課題となった2本目涼平が触れないときに点が取れるかどうかです

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ラリー中の2本目はまだまだ落ち着かないですね練習を重ねていきましょう

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涼平はブロックに1本目に、集中力も高くて体がよく動いていたと思います

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寛太のレシーブも必死さが伝わってきて、改めてこれからの伸びしろを感じました

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また、福島の呼ぶ声はさすがでしたね岩東にはぜひ見習って欲しいと思います

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今度はブロッカーが後ろを向いて、ボールの音を聞いてブロックに向かいます

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ここで大事になるのはレシーバーの声ボールの場所を声でブロッカーに教えます

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これが出来ればラリー中も声が出ますが、今日は外の真伍の声ばかり聞こえました

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続いて、スパイク練習に移ります涼平の練習量は誰が見てもチーム一番です

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ストレートが打てれば攻撃の幅も広がります景山の打ち方を目指して欲しいです

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サーブ練習では福島のジャンプサーブがさく裂ピンチサーバー暫定1番手です

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練習の最後は体幹トレーニング遠藤がサボっている決定的瞬間をご覧ください

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9mダッシュでは3人一列で、1位は前の列へ、3位は後ろの列へ回りました

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充実した4時間練習になりましたね長かった夏休みももう間もなく終わります

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愛知遠征で感じたサーブをミスしても攻め続ける姿勢は、

今日で言えば強打レシーブの練習でも同じことを感じました。

これまでは回数が進まないから打ち屋のスピードが自然と弱くなっていましたが、

今は何なら10本全部取れなくても良いくらい、打ち屋が本気で打ち続けています。

こうした姿勢には必ず波がつきまとうので、良いときが続くこともあれば、

ミスばかりのときももちろん出てきます。

それでもこの姿勢を貫くためには、ミスをしても考えを曲げないことが必要ですが、

大事なことは、ミスの一本一本に意図があるのかどうかということです。

単にサーブを思いっきり打ってのミスだと考えを曲げない方が無理ですが、

その一本一本に、この展開で状況がこうだからこうしようと思ったのか、

そんなサーバーの意図をみんなが感じられると、

すぐに次の一本に切り替えられると思います。

今日は集中力が切れることなく練習を続けることが出来ていましたが、

今後、練習を重ねれば重ねるほど、ミスを許せない自分が出てくると思うので、

そうしたときでもイライラしないように、

今の時期からミスの質にこだわっていって欲しいなと感じました。

ただ、当然ながら一番大切なことはミスをしないくらい練習を重ねることなので、

残り少ない夏休みの練習で、思う存分バレーボールをして欲しいと思います。

また明日から、実習組は実習を、練習組は練習を必死に頑張っていきましょう。







愛知遠征2日目!

快晴の合宿最終日近くの刈谷PAでは朝から観覧車に子どもが殺到していました

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気温が上がり、疲れた体でも自然と動く環境が整いました残るは6セットです

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1セット目は高知工科大学さんと対戦朝一番でしたが高い集中力を感じました

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涼平は昨日、やるべきことの優先順位が分からないと正直に話してくれました

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そこで決めた一つの約束今日は惇Pにも高いトスを上げて攻撃に波をつけます

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これで攻撃の形がぐんと良くなりましたしっかり打つことがやっぱり大事です

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今日も檜山のサーブがさく裂します凄すぎて惇Pは開いた口がふさがりません

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良い試合内容でしたが、相手のジャンプサーブに嵌ってしまう場面もありました

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1set vs高知工科大学 25-23

試合前からおそらく一人一人が「こうやろう」という具体的なイメージを持つことが出来ていたため、試合を優位に運び「強いな」と思わせる好内容だったと思います。ラリーになっても、昨日は6割くらいの攻撃の応酬になっていましたが、惇Pが高いトスを要求したことでこれまで一定だった攻撃のリズムに変化が生まれ、こちらにボールがあるときは毎回10割に近い攻撃をすることが出来ました。さらに、オープンでも攻撃が決まり始めたことでトスを上げる選手にゆとりが生まれ、涼平が2本目を上げないときでもみんなが「俺が上げる」と言わんばかりに自信を持ってトスを上げに行っていた姿が非常に印象的でした。攻撃のリズムを変えて一番良くなったのは実はこの2本目だと思います。意外なところで成果が出た形になりましたが、こうやって思ったらまずやってみることが大事だということを実感出来たのではないでしょうか。最終盤に相手ジャンプサーブで詰め寄られたところは各々大いに反省してください。
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2セット目は未だ勝てていないNBKさんと対戦これが最後の勝つチャンスです

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しかし、気持ちが入り過ぎたのか0−4スタート苦しい展開になってしまいます

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檜山のブロックポイントなどで追い上げますが、なかなか同点には出来ません

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サーブの主導権を握られますが、池田にはやり返す気持ちで満ち溢れていました

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岩東を除き、2本目の意識と精度は五大と比べものにならないくらいになりました

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良い形で失点する場面がありましたが、やろうとしていることは間違っていません

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2set vs奈良NBKドリーマーズ 20-25

昨日より得点のバリエーションが増えましたが、結果的にはスタートの4連続失点が響いてしまいました。平成や東亜などの格上と戦うときにもよくあるのですが、決して悪い状況ではないのにいきなりビハインドを背負ってしまうんですよね。池田はやられてもやり返す気持ちでサービスエースも取ってくれましたが、サーブの主導権を奪い返すには必ずリスクがつきまといます。このセットはリスクとして生じたサーブミス5本がそのまま点差になった形ですが、五分のスタートが切れればこうしたリスクを背負う必要もありません。原因の特定は出来ませんが、気負いというか、考え過ぎな部分があるのかなとは思っています。10点後、20点後のことはとりあえず置いておいて、まずは目の前の1点に集中してみてはどうでしょうか。中盤の連続失点ならタイムやメンバーチェンジで巻き返しやすいのですが、スタートでタイムを取る展開から逆転するのは至難の業です。勝ちたかった相手に全敗して悔しい気持ちはあると思いますが、リーグの課題が先に出たと思って前向きに考えて欲しいと思います。あと、涼平のライトへの意識は非常に良くなってきました。結果はスパイクミスに終わっていましたが、みんなが納得できるプレーだったように感じました。
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続いては富山大学さんと初対戦初めて戦うときは広大をアピールして欲しいです

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序盤から攻撃がよく通っていたので、気持ち的にはゆとりを持てたと思います

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ブロックも1本目からワンタッチを取り、初見の相手でも失点の数が減りました

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レシーブからの切り返しでは、スパイカーにもっと呼ぶ声が欲しいなと感じました

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檜山のサーブで抜け出したものの、ゆとりが油断に変わっていたと思います

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3set vs富山大学 25-17

初対戦の相手に攻守で上回っていましたが、それがあたかも当然かのように振る舞っていて、見ていて非常に違和感を覚えるセットになりました。サービスエースとブロックポイントで抜け出して勝ちはしましたが、抜け出す場面なんて序盤からいくらでもありました。攻撃が決まるから、レシーブで拾えているから大丈夫だろう、そんな気の緩みがあるようでは勝てる試合も落とすことにつながるし、何より勝てる試合を楽しまないというチームの根本的な考えに反することになってしまいます。特に気になったのは、コートの外にいる人たちが中の人たちと一緒に満足して気持ちを抜いていたことです。Aチームの人間が横を向きだしたら前に向き直させるのはBチームの人間の役割だし、BチームがAチームより先に満足するようなことはあってはならないと思っています。合宿最終日はBチームメンバーがいつも以上に盛り上げることなんて基本中の基本です。明らかに手を抜いていたので、今後同じミスをしないように心に留めておいてください。
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4セット目は愛知教育大学さんと対戦残りわずか、ここが踏ん張りどころです

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岩東は走って盛り上げますが、これを25点通して出来るようになって欲しいです

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ブロックでプレッシャーを与えられると、相手のミスも誘えるようになります

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高いトスの効果も出てきましたが、練習量はこれから増やさなければなりません

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4set vs愛知教育大学 25-21

序盤にリードしながら思ったのは、遠藤のライト攻撃はサーブの工夫によって完全に封じられるような気がします。特に2枚のときに遠藤がキャッチをすると、全くもって助走が取れておらず、春の遠藤がこんにちはと姿を現してしまいます。と言うのも、遠藤も池田もそうですが、良いときは助走がきちんと取れてボールに体重が乗っているんですよね。まぁ当たり前と言えば当たり前ですが、自分がキャッチしてもその当たり前のことが出来るように練習を重ねておいた方が良いと思います。昨年はサーブを前に落とされて策が全くなくなりましたが、同じ轍を踏まないように、今度は「はい待ってました」と言えるくらい課題の克服を目指していきましょう。試合は終盤の惇Pへの平行トスが決まって勝ちましたが、惇Pが言ったように、ブロックポイントでリードしても追いつかれる内容は先ほどの反省が生かされていないなと感じました。
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5セット目は富山大学さんと再び対戦先ほど快勝しているだけに要注意です

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同じように全て上手くはいきませんリーグの2周目を想定してみて欲しいです

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スパイカーの体にキレがなくなり、相手に拾われる場面が数多くありました

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こうした状況になればやるべきことも変わります今までと同じではいけません

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失点しないサーブを打つことも一つです相手を助けないことが大事になります

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結果は24-26檜山のサービスエースに助けられていたことが分かったと思います

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5set vs富山大学 24-26

この遠征で初めて大学生相手に敗れましたが、負けないと気付くことができないのが今のチームの現状です。前の2セットで同じ失敗をしているのにもかかわらず、声が止まる場面が多く反省が何も生かされていないなと感じました。負けないと気付かないのなら、分かっている人間にしてみれば「この試合なんて負けた方が良い」と考えるようになってしまいます。でも、それって本当は考えたくないし、何より勿体ないですよね。ここはチーム全員が成長しなければならない部分だと思います。内容については、合宿の最終盤になりスパイクが決まらなくなる中で、ブロック、レシーブ、サーブを今までどおりにやっているようではスパイクを補うことは出来ません。ブロックで点を取ろう、レシーブで我慢して相手ミスを誘おう、そうやって今のチーム状況に沿ってプレーにメリハリをつけることが大事だと思いました。
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寛太「しゃあ、しゃいしゅうびもいよいよこれがしゃいごのしぇっとですよ〜」

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4日間合宿のトリを飾る高知工科大学さんとの最終戦序盤から攻防が白熱します

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お互い一歩も引かずにサイドアウトを繰り返します見ていてもドキドキします

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ようやく涼平と岩東が吹っ切れてくれて、チームを大いに盛り上げてくれました

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そして生まれた涼平の心のゆとり昨日の1セット目とはもはや別人になってます

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一向に改善されないお腹でサービスエースを取る池田触ってご利益を授かります

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この位置でのボールの処理が良くなりましたねみんながセッターになってます

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序盤から我慢に我慢を重ねて終盤に追いつく理想の展開さぁ勝負はここからです

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20点以降の勝負になるとそう簡単に勝たせてはもらえません相手もさすがです

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それでも走って流れを引き寄せます終盤に走れるチームは強いなと思います

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それではこの遠征のハイライトとなった遠藤のライト攻撃をどうぞご覧ください

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22-23の最も重要な場面で遠藤がノーマークにこれがゲームプランってやつです

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試合には負けましたが、この1本は今後の広大を大きく変える1本になりそうです

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6set vs高知工科大学 24-26

序盤から1点2点を追う展開が終盤まで続き、20点台で追いつきはしたもののあと一歩及ばず敗れてしまいました。ただ、23点目を取った遠藤のライト攻撃はみんなの記憶にも深く刻まれるものになったと思います。池田と惇Pが同じくフロントにいながら、この大事な場面をあたかも待っていたかのような涼平のライトトスはこの遠征の一番の収穫になりました。涼平相手に愛知に来て良かったなんて言いませんが、池田も言ったように涼平のゲームプランが見えた瞬間でしたね。クイックやツーも駆使してサイドアウトを繰り返す姿は頼もしかったです。涼平はツーが大好きですが、このセットのように見えてから初めて使うようにしてください。岩東や前潟、寛太と一緒に走り回ってようやく元気いっぱいにプレーしてくれたのですが、これだけ出来るのをみんなは知っているからこそ、やらないことに対して口を酸っぱくして言うのです。途中、涼平が相手のサーブミスに対して「これは大きい!」と叫んでいましたが、その通りにそこから連続得点を奪いました。本当に色んなものが「見えていた」と思うし、涼平にはそれだけの力が間違いなくあります。みんなはこのセットの涼平を求めているので、自ら力を制限することなく自信を持ってこれからもプレーして欲しいと思います。
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これにて広島・愛知の合計4日間に及ぶ怒涛の練習試合が無事に終了しました

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やり切った感に浸っている今こそ集合写真お弁当が本当に美味しく感じます

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金尾が今日の芝の馬場状態を確認します金尾「本日は絶好の三点倒立日和です」

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大須賀「よっしゃー!行くぞーっ!愛知県名物・さんてんとうりつーーーっ!」

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サーブに成長は全く見られませんでしたが、三点倒立は成長した大須賀でした

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今回は超がつくほどの長距離遠征となりましたが、みんな良く頑張りました

お世話になった各チームの方々、本当にありがとうございました

目指すべき形がより具体的になったし、成功体験も数多く出来たと思います

池田はアップゾーンの声をコートのメンバーに伝える役割を見つけました

遠藤はチームの中心として自分が引っ張るんだという自覚と自信が芽生えました

涼平は最後の最後にみんなから求められていることを実践することが出来ました

あとは岩東が誰よりも必死になって練習すれば、もう一つ階段を上れると思います

真伍が言ったように、岩東がやるべきことは涼平を助けることです

涼平の足を引っ張ったり、涼平と一緒に落ち込んでいるようではいけません

1本目、2本目、3本目、全ての面において今の2倍、3倍の成長が必要です

課題の克服に向けて、今まで以上に練習を工夫して取り組んでいきましょう

シルバーウィーク合宿は終わりましたが、ここで休んでいてはいけません

秋リーグに向けてやるべきことはまだまだあります引き続き頑張りましょう








愛知遠征1日目!

今日から2日間、愛知教育大学さんにお邪魔して合宿を行います人生初愛知です

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今日は4チームで練習試合まずはV・チャレンジの奈良NBKさんと対戦です

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プレー的にもメンタル的にも学生を上回っており、さすが社会人だなと感じました

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そう簡単に攻撃を通してもらえず、自然とフォローの意識も上がったと思います

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相手のやりたいことを封じるにはまずサーブサーブで崩して的を絞ります

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昨日、一昨日も練習試合だったのですが、疲れを見せずによく頑張ったと思います

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1set vs奈良NBKドリーマーズ 20-25

1セット目から明らかに格上の相手と対戦することができ、序盤からみんなの集中力もいつも以上に高かったと思います。五大では見られなかったもらってからの切り返しなど、相手に臆することなく自分たちらしさを出そうとしていたことが伝わってきました。しかし、涼平のトスが割れたり短かったりで、スパイカーも我慢しきれずに決めに行って失点する場面が目立ちました。また、ブロックがどうのこうのと言うより、相手はいないところに確実に打ってきていて、シンプルだけど強いなと感じさせられました。
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続いてはホームの愛知教育大学さんと対戦です今のチームでは初めて戦います

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このセットもスパイカーが体重を乗せて打つような2本目はなかなか上がりません

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でも、これでイライラしては今までと同じです失点したときに実力が分かります

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遠藤兄弟のブロック最近は涼平が「兄ちゃん、もっと前出して」と言ってます

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武器を見つけると強気にもなれますよねこのセットは池田の活躍が光りました

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2set vs愛知教育大学 25-23

池田がクイックやサービスエースを決めるなど、非常にアグレッシブなプレーが見られてチームのムードも高かったと思います。ブロックもこれまでは迷っている印象でしたが、ワンタッチからの切り返しが形になってきたなと感じました。ただ、3本目を打たせるのか、それとも返させるのかが6人全員で統一できておらず、2本目も3本目も中途半端なプレーがいくつかありました。粘り強い相手ではありましたが、広大もよく拾っていたので、こうしたプレーで相手にチャンスを与えないことが大事だと思います。
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3セット目は中四以来となる高知工科大学さんとの対戦勝手知ったる相手です

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相手の速い攻撃にはこちらも速い攻撃で一歩も引かずに堂々と攻めています

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速い攻撃は惇Pだけではありません遠藤も負けじと速い攻撃で得点を重ねます

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課題はこうした不規則なボールへの反応ボールから目を切らないことが大切です

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相手を見失っても最後まで諦めてはいけません遅れてでも一歩は出しましょう

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3set vs高知工科大学 25-19

相手の速い攻撃に対してネット際の失点がいくつかありましたが、広大も遠藤、岩東の速いライト攻撃で得点できたことは収穫と呼べる内容でした。ブロックも涼平にシャットが出るなど、1対1の勝負が出来ていたように思います。ラリーも続く場面が多く、あとは不用意な失点をどれだけ減らせるかが課題だなと感じました。十分な体勢が取れないのに、また、相手のブロックが完成しているのに打ち込んでも相手に1点入るだけなので、こういうときにこうしたら失点する、という感覚を自分の中に刻み込んで欲しいと思います。もちろん練習試合なので失敗しても良いのですが、その失敗を着実に次に生かして欲しいなと思います。
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続いて4セット目、ラリーが続いたときは少しでも有利な状況を作りたいです

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相手の強烈なサーブにも遠藤はどうだと言わんばかりに自慢のカットを披露します

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これに続いたのが池田のジャンプサーブ攻め続けることが出来てきました

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やっぱり相手は強いですねチャンスを逃さない決定力をひしひしと感じました

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4set 奈良NBKドリーマーズ 19-25

早速惇Pがマークされ、ラリー中も1本目を惇Pに触らせるなど、仕事をさせてもらえない相手の上手さを感じました。相手は速いボールにも慣れているので、ブロッカーがいないところに強打を打ち込むだけでは決まらないなとスパイカー陣は痛感したと思います。レシーバーがきちんとコースに入っているので、本当に相手を上回らないと得点が出来ない状況になっていました。ただ、逆に言えば得点したときには非常に良い形になっていたので、これだけの相手に自分たちの得点がどれだけ取れるかをこだわる良い機会だと思いました。
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さぁ、疲れも見えてきた5セット目、ここではチームを変える働きが求められます

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チーム状況によってやるべきことは変わりますいつも同じでは考えがありません

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そういう意味で今日の檜山は違いましたいつもはここでサーブミスですが…

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怒涛の連続サービスエースで逆転&大量リード神様、仏様、檜山様です

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こうして喜んで走る姿も見られましたこの光景はチームのバロメーターですね

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5set vs愛知教育大学 25-19

檜山のサーブが嵌りに嵌り、疲れて元気がなくなっていたチームを救ってくれました。ほとんどサーブだけで点を取ってくれたので、特に惇Pの嬉しそうな表情が印象的でした。この日は長いラリーが多く、1点を取るのがやっとな場面が目立っていた分、そうした次のサーブでミスをすると、今のラリーは何だったのと言った空気が流れてしまいます。しんどいのは相手も同じなので、安易に相手を助けないように、時間を長く使ってサーブを打つなど、いつも以上に集中して欲しいと思います。
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檜山に助けてもらった次のセットここはいつも以上に体を動かす必要があります

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序盤からリードを奪い、先ほどの良い流れを次のセットに持ち込めました

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涼平と岩東にもようやく笑顔がいつでもゆとりを持ってプレーして欲しいです

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遠藤が1枚でブロックポイント春先のどうしようもなかった遠藤はどこへ

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気付けばチームの真ん中で一番バレーを楽しんでいますうらやましいですね

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余計な失点を減らせれば展開も楽になります失敗の中から学んで欲しいです

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6set vs高知工科大学 25-23

序盤にリードを奪ったものの、中盤に追いつかれて逆転を許し、それでも終盤に再逆転する粘りのバレーを見せてくれました。連続して失点した場面でも、どうして失点になっているのかがみんな分かっていたことが大きかったのではないかと思います。涼平はカットが短くなったり割れたりしたときのトスがまるで安定しないのですが、その課題を背負っているのは決して涼平一人ではないと思います。課題は誰にでもあるものなので、それをチームの責任に出来るような働きかけをして欲しいなと思います。
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残り2セット、今日は一度も勝てていない相手に何とか黒星をつけたいところです

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しかし、池田のオープン攻撃が決まりません相手の高い技術に阻まれます

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ブロックに引っかけることは出来ていても、切り返しの攻撃でリズムが掴めません

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自分たちの力どおりの結果になるので、非常に良い練習試合をしていると思います

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7set vs奈良NBKドリーマーズ 19-25

相手のサーブミスが続いて勝つには絶好のチャンスでしたが、こちらもその空気を打破できずに淡白な試合運びをしてしまいました。惇Pが言ったように、本当は相手の力を引き出させるくらいのバレーをしないといけないので、こうした展開をものに出来る勢いが必要だなと感じました。今の力では、もらっても結局囲まれてシャットされたりミスになったりしていますが、このミスが得点に変わらない限りはいつまで経っても上の相手には勝てません。先ほども書いたように得点しているときは良い形になっているので、今はそれが3点4点失った後に出ていますが、それが1本目で出来るようにチームで工夫を続けていきましょう。
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ラストはここまで出番のなかったメンバーがスタメン出場力試しの一戦です

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全力を出すことが難しい環境ではありますが、やれることをやって欲しいですね

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遠藤の存在感はここでも際立ちます声をかけてみんなの力を引き出してくれます

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今後が非常に楽しみになる1セットでした1年生はぜひ遠藤の真似をしましょう

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8set vs愛知教育大学 25-16

お互いにメンバーを入れ替えて臨みましたが、入れ替わらずにコートに残った遠藤の成長ぶりに感動を覚えました。はるばる愛知まで来て良かったなと思えた瞬間です。惇Pや池田ではなく遠藤がコートに残ったからこそ生まれた結果だと思うし、とにかく人一倍しゃべって他の人がやりやすい環境を作っているんですよね。五大で言ったことを実践してみせた遠藤にただただ拍手を送りたいと思います。同じくコートに残った岩東や、リベロで入った前潟は遠藤との力の差を痛感したと思うので、せめて来年にはこれくらい出来るようにたくさん学んでいっ
て欲しいなと思います。
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今日は午後からでしたが、8セットこなして体は大変な状態だと思います

でも、最終日の明日はその大変な状態をも楽しんで、最後まで頑張りましょう








第2回広大バレー部総選挙!

すっかりここでの更新が遅くなってしまいましたが…お待たせいたしました


今夏はアベノミクスに倣い、第一の矢として部員紹介のパワーアップ、


第二の矢としてブログバナーのリニューアルを行ってきましたが、


ようやく第三の矢を放つことが出来ました


昨年大きな反響をいただきました超人気企画を今年もやります


第2回広島大学バレーボール部総選挙の開催です

第2回広大バレー部総選挙


昨年は現役生34人の戦いとなりましたが、


OB・OGの皆さんが「俺も、私も」とうるさくてしょうがなかったので


平成16年度入学生から平成23年度入学生の計50人にも立候補してもらいました


したがって、今年は現役生40人、同窓生50人、


合計90人の中からNo.1を決めるとんでもない大規模イベントになりました

第2回広大バレー部総選挙


第2回広大バレー部総選挙


第2回広大バレー部総選挙


第2回広大バレー部総選挙


第2回広大バレー部総選挙


同窓生に「個人ページがないのは不公平だ!」と言われないように


現役生同様、スライドショー写真を設置しています


今年は人数が多いので、第5位まで投票枠を拡大し、


第1位を5ポイント、第2位以下を4ポイント、3ポイント、2ポイント、


1ポイントとして集計させていただきます


また、現役生のみ+同窓生のみの投票に限り、一人2回までご投票いただけます


投票期間は9月3日〜10月2日です


選挙期間が始まって1週間ちょっとが経ちましたが、


早くも昨年を大きく上回るペースでたくさんのご投票をいただいています


同窓生と思われる方々からも多くの投票をいただいており、


本当に感謝の気持ちでいっぱいです


現在のところ、現役生は上位拮抗、同窓生は意外な人がトップを快走しています


投票はコチラのページからお願いします


今年も皆さまのご投票を心よりお待ちしています







五大学写真集☆

いよいよ五大学が始まります今年は果たしてどんな下半期になるのでしょうか

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勝利を願って鉄板豚カツをいただきますぱふに共食いって言わないでください

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今年の会場は山口大学緑に囲まれたのどかな雰囲気でバレーに集中できます

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絶対に負けられない初戦の相手は島根大学練習の成果を出そうと意気込みます

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しかし、序盤からプレーが安定せず、取って取られてを繰り返すことになります

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お互いにミスを重ねて試合が進みますが、あと一歩のところでは点を与えません

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リードを奪われる展開になりましたが、遠藤の攻守にわたる安定感が光りました

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1年生が勝負どころで得点をあげる活躍を見せ、逆転で1セット目を先取します

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続く2セット目、ようやく落ち着きが見られ始めましたが、これではいけません

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またしても課題は克服できませんでしたが、このセットは序盤からリードします

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池田のジャンプサーブが火を噴き、沈みかけていたチームを勢いづけてくれました

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スパイクには課題を残して相手の追い上げを許しましたが、光が差す内容でした

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結果は2−0でストレート勝ちただ、内容的に満足することは出来ませんでした

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一方、女子は色んなメンバーが活躍しました写真は個人ページに追加予定です

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それでは気持ちを切り替えて晩ご飯MKレストランでしゃぶしゃぶ食べ放題です

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スープは2種類選べますだから、ぱふに共食いって言わないでください

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記者ぱふが岩東に尋ねますぱふ「どう?」岩東「美味しいでーす、は〜い」

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美味しいものを食べると人は自然と笑顔になります涼平も美味しいと言ってます

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飲茶食べ放題に岩東は自然と狼牙風風拳(ろうがふうふうけん)を繰り出します




デザートのゴマ団子までとにかく食べ続けたぱふ今夏一番の成長株ですね

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それでは2日目に移ります3戦全勝を目指し、まずは鳥取大学戦に挑みます

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この試合はようやくコンビも見られ、フリーになる場面も何度かありました

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遠藤のスパイクは力強くなったと評判でしたトレーニングの成果が出ています

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こちらのリズムであればブロックも止まりましたでも1対1ではまだまだです

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寛太が良いサーブを打ち、パッとしないピンチサーバー陣の中で唯一の収穫でした

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続く2セット目、池田はサーブでミスをしても攻める姿勢を忘れませんでした

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池田の一つ前を打つ遠藤とともに、サーブで連続得点を狙えるようになりました

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あとはフロント陣が決められるかどうか上半期と状況は一変していますよ

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連続失点でムードが下がる場面もありましたが、何とかストレートで勝ちました

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いよいよ山口大学との最終戦相手は前日に島根大学に勝って勢いに乗っています

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相手はミスをしてくれていましたが、こちらもミスが重なりリードを許します

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劣勢ムードが漂う中、池田のスパイクには春先のような力強さが戻っていました

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追い上げ及ばずセットを落としますが、池田の活躍で焦りはありませんでした

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2セット目、その池田が序盤に連続得点を決めて完全に流れを引き寄せます

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速い攻撃はまだまだですが、高いトスなら池田は力強く踏み込んでくれます

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力強い踏み込みはセッターの自信になりますみんなも見習って欲しいですね

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中盤に凡ミスが続きましたが、それでもリードを守り切ってセットを取り返します

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優勝の行方は最終セットへここ一番で頼りになるのは池田と遠藤の二人です

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安定して力を発揮してきた二人がチームを引っ張り、序盤からリードを奪います

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惇Pもようやくらしさを見せ、広大らしいアグレッシブなバレーが見られました

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喜び方もここにきて変わりました本当にこれを最低限にしないといけません

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秋リーグへのステップと位置付けた大会で、何人が一歩を踏み出せたでしょうか

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結果は2年連続の優勝となりましたが、課題があまりにも多く残った五大でした

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それでは恒例の集合写真シャッターのタイミングはもこが教えてくれます

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アップゾーンでの応援も光っていたもこのリズムで、「はい、チーズ」

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これ以上ないタイミングの取り方に拍手喝采五大一の仕事をやってのけました

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続いては男子編もこの正解を見てしまった後だけに、ハードルが上がります

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1年生の前潟が仕掛けますが、ご覧のようにみんなの目が点になってしまいます

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池田「もう大須賀がここで三点倒立するしかなくない?」大須賀「!?」

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従順かつ笑いに貪欲な大須賀は、雨でぐちゃぐちゃな地面でも全く気にしません

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それでは集合写真が出来るまで、ならぬ、三点倒立が出来るまでをお届けします

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手と頭でバランスを絶妙に保ち、両足をゆっくり、ゆっくりと上に持ち上げます

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そして、三点倒立ここに完成大須賀の芸術にみんなも今シーズン一番の笑顔です

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池田「良かったけど向きが逆だったね」大須賀らしい失態で無事閉幕です

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さぁ、1か月後の秋リーグに向けて、9月のここからが勝負です

全日本インカレまでも、あと3か月を切りました

今年のチームをどこまで高められるかはこの1か月に懸かっています

みんなで心から喜びあえるように、男子も女子も頑張っていきましょう







五大学!

1日目第1試合VS島根大学

25−23
27−25

2日目第1試合VS鳥取大学

25−13
25−20

2日目第2試合VS山口大学

23−25
25−20
25−16

下半期の開幕戦となった五大学は、全試合ストレート勝ちとはなりませんでしたが、3戦全勝で2年連続の優勝となりました。初戦の島根大学戦は、新しいフォーメーションでの攻撃やレシーブ練習の成果など、練習してきたことを出そうということで試合に臨みましたが、サーブミスやつなぎのミス、決め急ぐプレーで流れに乗れず、相手ミスに助けられて何とか勝ちはしましたが、チームとしても個人としても、そして見てくださった方々の期待も上回るものではなかったと思います。練習で全員が揃わなかった、チーム練習をしてこなかった、それらを言い訳にしていては秋リーグも同じ轍を踏んでしまうことになるので、この内容になった原因を正しく分析することが大事だと思います。おそらく、練習で何のメニューをやってきたかはそれほど問題ではなく、大事な試合でチームがバラバラにならないために、目に見えないような小さな部分を見つめ直して欲しいと思います。

2日目の鳥取大学戦では、岩東のライトからの攻撃や、遠藤、寛太のサーブなど良いところも見られましたが、格下の相手に連続失点し、ムードが下がる場面もありました。特に、クイックのブロックとチャンスボールの精度に課題が残り、ラリーを制しているような強さは感じられませんでした。相手のリズムで攻撃されたときにはあっさりと失点しており、1対1での勝負強さはもちろん、誰かがミスをしてもカバーし合う意識がもっと必要だと思います。遠藤が前日のミーティングで言ったように、「今のチームは試合になると、練習では出来ているのに何で試合で出来ないんだ、と責めるような空気が流れる。でも、みんなが100%の状態で試合は出来ないので、20%、30%の状態の人を助けるようなプレー、声かけが大切だと思う。ミスをしてもカバーできることがバレーボールの醍醐味であり、そこに視点を向けていかないといけない」、こうした素晴らしいことを言ってくれているのに、その通りの試合をしてしまうのが今のチームの現状です。上辺だけ直しても解決するような問題ではないので、特に幹部はミーティング以外でチームの意思統一を図る努力をすべきだと思います。心の声はミーティングでは聞けません。声として、また文字として出てこない部分こそが一番重要なところです。時間がある夏休みだからこそ、コートの外で信頼を築いていって欲しいと思います。

最終戦となった山口大学戦は、相手が前日に島根大学に勝利していたことで優勝決定戦となりました。1セット目は相手の勢いに押されたのもあるかもしれませんが、相手のサーブミスに付き合ってしまい、タッチネットやキャッチミスも重なり、序盤のビハインドを最後まで逆転できずにセットを落としてしまいました。2セット目は1セット目から相手に止められていなかった池田が序盤に連続得点を叩きだし、試合の流れを完全に広大に持ってきてくれました。途中、檜山の返球ミスや真伍、前潟の交替がうまく行かずに二人ともサーブミスをするなど、目を覆いたくなるような場面がありましたが、なんとか最後までリードを守り切ってセットを取り返しました。最終セットはようやく惇Pがらしさを発揮した攻撃を見せて相手を圧倒し、苦しい状況ではありましたが勝ち切ることが出来ました。振り返ってみると、惇Pが目立ったのは最後の1セットのみで、手持ちのカードを残しておく意図は確かに感じましたが、それを考慮しても目立っていないときの惇Pのパフォーマンスと差があり過ぎるので、池田と遠藤を目立たせた一方で、もう少し違うやり方で二人を目立たせて欲しかったと思います。今回は自分が下がることで周りを上げましたが、自分が下がらなくても周りを上げることは出来るはずです。これは幹部全員に言えることですが、良い考え方をしているのにそのアプローチの仕方がすごく下手でもったいないなと感じるときがよくあります。今大会でも、言葉の選び方や働きかけのタイミングに改善すべき点が多々あったと感じています。その点で前任の森井は非常に良い言葉をかけ続けてくれていたし、幹部は森井ならどうしていたかをもう少し考える必要があると思います。自分たちが自分たちの力ではなく周りに支えられて今のポジションがあると感じているのなら、自分たちを上げてくれた周りの人たちのように、今度は自分たちが周りを上げられるようになって欲しいと思います。

この五大学で、思ったことが二つあります。一つは、1日目の最初に登録メンバーが15人ではなく14人に急遽変更となったときに、4年生の中田が迷わず「俺が出るよ」と言ってくれたことです。練習にあまり参加出来ていないとは言え、4年生にもなればベンチに入るのが当然と思う人もいると思います。それでも中田は、チームのためなら何でもすると言って進んで一歩下がってくれました。ただでさえバタバタしていた開幕戦だっただけに、中田の一言がこの五大の結果を生んだと言っても過言ではありません。もちろん中田は練習を離れていてもベンチに入れるよう努力しなければなりませんが、自分が逆の立場になったときにその一言が言えるのか、胸に手を当てて考えてみて欲しいと思います。終わってみれば何事もなかったように思っている人、中には忘れていた人もいると思いますが、何事もなかったようにさせた中田の一言は評価されるべきだと思います。

もう一つは、ミーティングでも言いましたが、岡山大学の不参加により中国五大学が揃わなかったことです。詳しい理由は分かりませんが、おそらく参加できる人数に満たなかったのではないかと思います。他大学のことなのでかわいそうだなで終わってしまうかもしれませんが、これは決して他人事では済まない問題です。少子化に伴いバレーボール人口もどんどん減ってきている中で、推薦枠が限られている国立大学のバレーボール部はどこも厳しい状況に立たされています。もちろん、他の運動部にも言えることだと思いますが、今回がたまたま四大学になったと言うより、今後、三大学になり、二大学になり…と考えなければいけないと思います。僕は大学から、野球の世界からバレーの世界に入り、何て危うい世界なんだと感じました。どこもギリギリの人数でやっているのに、まるで危機感を感じなかったのです。来年大丈夫かな、そう思いながらたまたま誰かが来てくれるから何とかなっているのだと思いますが、まもなくたまたまでやり過ごせる時代は終わります。今後10年、20年で活動できなくなる大学のバレーボール部は想像以上にたくさん出てくると思います。推薦枠がなくても広大バレー部に入りたいと思って来てもらえるように5年前から広報に力を入れてきたわけですが、もちろんこれで十分とは思っていません。本当に危うい世界なのです。でも、幸いなことに広大バレー部には素晴らしい同窓生がたくさんいます。特に、教育現場で活躍されている方々もたくさんおられるので、教え子に広大バレー部を勧めていただけるように、現役生は次の世代にバトンをつなぐ責任感を持って日々練習に励んで欲しいと思います。

最後に、今大会もたくさんのご声援ありがとうございました。1か月後の秋リーグに向けて、みんな一から頑張り直してくれると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。五大学お疲れ様でした。



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